NPO法人コミュニティリンク/【スタートアップ×川西市×実証実験】「Urban Innovation KAWANISHI 」で兵庫県川西市の地域・社会課題解決を目指す2社を採択しました!

Urban Innovation JAPAN IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

「ノーコードアプリ開発ツールによる空き家データベースを構築」と「保育ICTシステムを利用した勤怠労務管理」の2つの課題において、2021年1月から3月末まで実証実験を実施します。

「Urban Innovation JAPAN」は日本全国の自治体とスタートアップが協働する新たな地域課題解決プロジェクトです。
今年度から兵庫県川西市とともに実施している「Urban Innovation KAWANISHI(アーバンイノベーション川西)」で、新たに2つの課題に取り組むスタートアップを採択しましたのでお知らせします。

今回採択した企業とそれぞれの課題を所管する部署の職員が、2021年1月から約3か月間かけてサービスの協働開発から試行導入、実証実験にともに取り組み、サービスの本格導入を目指します。これらの取り組みを通じて、行政のデジタル化等による地域課題の解決とスタートアップの育成、さらには経済の活性化を図っていきます。

1. 審査方法、審査基準について
Urban Innovation KAWANISHIのウェブページ(https://urban-innovation-japan.com/entry/kawanishi-city/)から応募を受付けた26社に対して、書類選考および面談を実施。チームの優秀度、課題の理解度、職員との協調性、新規性・創造性、継続性・収益性の基準により審査の上、後述の2課題において2社を採択しました。

2. 採択企業・提案の概要
■課題1
官民連携で空き家のデータベースを構築・活用し、今までにない空き家の流通基盤をつくりたい!

担当課:都市政策部 住宅政策課
課題:空き家の情報を単なる情報の蓄積で終わらせず、流通するまでの流れが可視化された、「活用できるデータベース」のシステムをつくることで、空き家物件が市場に流れることを促進し、まちの新陳代謝を生み出したい。

詳細URL:https://urban-innovation-japan.com/project/2020-5th-kawanishi/vacant-house-database/
自社の業務に合わせたモバイルアプリをかんたんに作成できるノーコード開発プラットフォーム「Unifinity」を提供する企業、株式会社ユニフィニティーを採択しました。

採択企業:株式会社ユニフィニティー
URL:https://www.unifinity.co.jp
業務内容:業務用モバイルアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」の提供
 

■課題2
保育士の勤怠管理、給与支払をデジタル化し、事務作業を大幅に減らしたい!

担当課:こども未来部 幼児教育保育課
課題:紙の出勤簿で管理している市立保育所、認定こども園の保育士の勤怠管理や、手作業で行っている給与支払事務を大幅に減らし、子どもたちと接する時間を増やしたい。

詳細URL:https://urban-innovation-japan.com/project/2020-5th-kawanishi/manage-attendance/
“保育園・幼稚園の『タイヘン』を『カンタン 』に”をテーマに作られた、保育士の業務効率を改善する保育施設向け業務支援システム「KIDSNAキズナコネクト」を提供する企業、株式会社ネクストビートを採択しました。

採択企業:株式会社ネクストビート
URL:https://www.nextbeat.co.jp/
業務内容:インターネットを活用した各種コンテンツ・サービスの企画・開発、各種マーケティング支援事業
 

3. 今後のスケジュール(予定)
令和3年1月~3月:スタートアップと担当職員との協働開発
令和3年未定:本格導入を検討

4. 参考情報
■Urban Innovation JAPAN について
2017年より神戸市から始まった日本初のスタートアップと行政職員が協働する新たな地域課題解決プロジェクト。2020年1月現在、全国11の自治体と連携し、日本全国の自治体の課題とスタートアップをマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームを展開しています。
https://urban-innovation-japan.com/