- 2020年のキテルネ!冬鍋ランキング
あすけんに登録された2020年の月間食品登録数の伸び率を集計。前年同月と比較して伸び率の高かった食品の中から、あすけん栄養士がトピックスをご紹介します。
「あすけん」冬鍋トレンド〜低カロリー&栄養バランスばっちりダイエット優等生鍋が人気に〜
1位…きのこ鍋 (注目栄養素:ビタミンDの免疫機能UPを期待?! )
秋冬の味覚の代表格でもある【きのこ】は低カロリーで食物繊維が豊富、鍋の具材の定番です。【きのこ】の栄養素で注目したいのは【ビタミンD】で、カルシウムやリンの吸収を促進するなど、骨の健康維持のためには欠かせない栄養素です。新型コロナウイルス感染症の流行によって、ビタミンDのウイルスに対する防御機能が期待され、様々な研究が進んでいます。きのこは食物繊維が豊富で腸内環境を整えることにも役立つので、お鍋でたっぷりいただきたいですね。
2位…鶏野菜味噌鍋 (注目栄養素:タンパク質・ビタミンB群で代謝をUP)
鶏肉と野菜をみそ味のだしで煮込んだお鍋です。鶏肉は脂質が少なめ、必須アミノ酸のバランスが良い良質タンパク質で、その他にもビタミンB1・B2、ビタミンAなどを含み、筋トレ中の人にも嬉しい食材。発酵食品である味噌は腸内環境を整えるためにも良いとされ、汁ごといただける鍋なので体も温まります。
3位…常夜鍋 (注目栄養素:β-カロテンでオンライン疲れの目を労わる)
冬が旬のほうれん草をたっぷり使ったシンプルな味付けの鍋。ほうれん草には身体の中でビタミンAに変わる【β-カロチン】が豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持したり、目の機能を正常に保つ働きがあります。お肉は豚肉が定番のようですが「毎日食べても飽きない」ほど美味しいということから、この名前が付いたと言われているようです。
4位…豆乳鍋 (注目栄養素:大豆タンパク・オリゴ糖は筋トレの味方)
豆乳は大豆から作られるため、大豆の植物性タンパク質を摂ることができます。また大豆由来のオリゴ糖が腸内細菌のエサになり、腸内に善玉菌を増やすことにもつながります。他にもレシチンやサポニンなど、様々な健康効果が期待される成分も含まれています。具材はお好みの野菜と、豚肉や豆腐を入れて。ごまだれを加えたものも食べ方のアレンジとしておすすめです。
5位…火鍋 (注目栄養素:L-カルニチンで脂質代謝)
火鍋は、中国由来の鍋で、「麻辣」という唐辛子や山椒などスパイスを使った出汁で具材を煮て食べる鍋です。爽やかな辛味がやみつきになる鍋で、羊肉や野菜をさっと煮て、好みのつけだれでいただきます。羊肉はL-カルニチンという脂質代謝に関わるアミノ酸が他の肉類よりも多く含まれていることから、ダイエットをする方も注目されています。
~番外編~市販品の「鍋つゆ」は、【一人鍋用】が人気!
この他、鍋ものカテゴリーの市販品では、一人でも鍋が楽しめる鍋つゆ類が上位を占めていました。キムチ・ごま豆乳・濃厚白湯と、定番以外の味が人気のようです。
1. プチッと鍋 寄せ鍋 (エバラ食品) | 322% |
2. 鍋キューブ 濃厚白湯 (味の素) | 291% |
3. プチッと鍋 鶏白湯鍋 (エバラ食品) | 273% |
4. プチッと鍋 担々ごま鍋 (エバラ食品) | 272% |
5. プチッと鍋 キムチ鍋 (エバラ食品) | 271% |
※あすけん登録食品(11月)の前年同月との比較
- ブーム到来!?急上昇食品はこれだ!【菊芋】【合鴨のパストラミ】【春菊】
2020年10月の月間食品登録数と比較し、伸び率が高いものをピックアップしました。
芋だけど低糖質!話題のスーパーフード【菊芋】
菊芋は、芋類に含まれる「でんぷん」が少なく、カロリーもさつまいもの約半分程度と低カロリー。(※100gあたりで比較) イヌリンという食物繊維が血糖値の急上昇を抑えると言われ、注目されています。食べ方は、生のままでサラダや、薄くスライスしたものを揚げてチップスにしたり、煮物、きんぴらなど。しかし、イヌリンは熱に弱く水溶性なので、生のまま食べたり、汁ごと食べるスープや味噌汁などに入れるのがおすすめです。
ミネラルが摂れる!【合鴨のパストラミ】をサラダにONで豪華に!
あすけんでも人気の高い鶏むね肉と比べ、合鴨肉には鉄・亜鉛・銅が2倍~8倍も多く含まれている他、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12といったビタミンB群も多く含まれ、美容にも良いと人気のようです。脂質は多めなので少量食べるだけでも腹持ちが良い点も特長です。パストラミとは、黒コショウやハーブなどで味付けして燻製した保存食のこと。薄くスライスしてサラダやサンドイッチにすれば、見栄えも豪華に栄養をプラスできますね。
今年は野菜がお手頃!その中でもビタミン豊富な『和製ハーブ』の【春菊】が人気に
β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜である【春菊】が急上昇。野菜がお手頃な中でも、独特な爽やかな香りとほろ苦さが美味しい春菊は、冬の季節にはすき焼きや鍋、お浸しやサラダや天ぷらに、と食卓で大活躍。β-カロテン、ビタミンC、カリウムなどが含まれており、美肌に役立つ栄養素が含まれています。今の時期、毎日食べたい葉野菜です
- ランキング一覧
あすけんに登録された2020年11月の月間食品登録数を集計、1000件以上登録された食品の登録回数とその伸び率でランキング化しました。(市販食品は除く)
キテルネ!冬鍋ランキング(前年同月比)
急上昇ランキング(前月比)
※レポートレポート内容を利用いただく際は、「マンスリーレポート あすけん食事ランキング」とクレジットの記載をお願いいたします。
あすけんでは、ダイエットや筋トレなど、健康管理に役立つ食事や栄養情報を管理栄養士・栄養士監修のもと、発信しています。(https://column.asken.jp/) askenは、これからも人々が食事の選択力を身につけ、食生活を改善し、健康的な毎日を送るサポートをしてまいります。
<参考>
食事管理アプリ「あすけん」
「あすけん」は、ダイエットや健康に関心を持つ会員数490万人*を超える国内最大級の食事管理アプリです。10万以上のメニューからの食事登録や、写真を撮って画像解析によるメニュー登録をすることが可能で、カロリーだけでなく14種類の栄養素バランスも瞬時に表示されます。AI栄養士からの食事内容や食生活のアドバイスも毎日見ることができ、次の食事で何を食べればよいのかがわかるため、食事の選択力が身につき食生活の改善に役立ちます。
「革新的な優れたサービス」への内閣総理大臣表彰制度である第3回日本サービス大賞「優秀賞」を受賞しました。*2020年12月25日現在の国内利用者数 (https://www.asken.jp)
株式会社asken
株式会社askenは、食事管理アプリ「あすけん」の運営会社です。学校や企業向けフードサービスを提供する株式会社グリーンハウスの100%子会社で、約2000人の管理栄養士・栄養士が在籍する栄養学の知見とITをかけ合わせ「ひとびとの明日を、今日より健康にする」ことをミッションに2007年に創業しました。
ウェブサービスに始まり、2014年にスマートフォンアプリをリリースしたことをきっかけに会員数が急増し、2017年からはカナダとアメリカでも事業を展開、ユーザーの長期的な健康増進をサポートしています。個人向けサービスの他にも企業のヘルスケア事業における協業や健康保険組合向けのソリューションの提案も行っています。(https://www.asken.inc)
会社概要
設立:2007年10月1日
所在地:〒163-1408 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー8F
サイトURL :http://www.asken.inc
株主: 株式会社グリーンハウス(100%出資) http://www.greenhouse.co.jp
<本件に関するお問い合わせ先>
grp_asken_pr@asken.inc
担当:多田 (ただ)