アクセンチュア/アクセンチュアとServiceNow、働き方改革の促進に向けた専任のビジネスグループを設立

アクセンチュア IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

新たに創設する「アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループ」に数百万米ドルの投資を行い、基幹業務向けデジタルワークフローソリューションの提供を加速

【ニューヨーク、カリフォルニア州サンタクララ発:2020年10月22日】
アクセンチュア(NYSE: ACN)と米国ServiceNow(日本法人:ServiceNow Japan合同会社、本社:東京都港区、執行役員社長:村瀬 将思、以下ServiceNow)は、企業および公共機関のお客様のデジタルトランスフォーメーションに向け、業務上のさまざまな課題解決を支援する新組織「アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループ」を設立しました。両社は今後5年間で、本ビジネスグループに数百万米ドルの大規模な投資を行います。

新型コロナウイルス禍において、企業や組織はこれまで以上に迅速なイノベーション創出、コスト削減、生産性の向上や顧客ニーズへの対応が求められています。本ビジネスグループは、こうしたビジネス環境下においてパーソナライズされた顧客体験および従業員体験を可能にするデジタルワークフローを通じて、お客様が組織全体におけるビジネスプロセスを迅速に最適化し、テクノロジー投資の価値を最大限に引き出せるように支援します。これにより、お客様の顧客および従業員は、ServiceNowが有するセルフサービス機能やリモートワークツールを通じて、業務の柔軟性、機動性、選択性をより一層高めることが可能になります。また、テクノロジーを活用しワークフローをプラットフォーム化することで、より先進的な業務環境を確立することができ、ビジネスニーズや顧客ニーズへの柔軟な対応、従業員エンゲージメントの促進、生産性の向上、業務環境の整備に関するコストの最適化を図ることができます。

アクセンチュアの最高経営責任者(CEO)であるジュリー・スウィート(Julie Sweet)は次のように述べています。「ServiceNowとの戦略的提携をさらに強化することで、当社のお客様はより素早く変化を受け入れることができるようになり、クラウド移行を通じて業務を再構築し、従業員のリスキリングを図りながら、より継続的に成長を図ることが可能になります。アクセンチュアはServiceNowとともに、あらゆる業界を対象に、複雑な業務プロセスの自動化や、優れた体験の創出に取り組むことで、お客様がすべての顧客、社員、株主、パートナー企業、そして社会に利益をもたらす、『360°バリュー』を提供できるように支援してまいります」

ServiceNowの最高経営責任者(CEO)であるビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「どの組織のリーダーも、20世紀のテクノロジーがあまりに遅く、サイロ化しすぎで、現状にとらわれすぎていて従業員や顧客のダイナミックなデジタル化の要求を満たせないことを知っています。今必要とされているのは、スピード、俊敏性、回復力です。今後は、アクセンチュアとのパートナーシップにより、世界トップクラスのチーム、専門知識、そして最新のワークフロープラットフォームを結集し、あらゆる組織のデジタルトランスフォーメーションを加速します。アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループは、あらゆる組織が21世紀のデジタルビジネスに移行できるよう支援していきます」

本ビジネスグループは、業界や分野に特化したソリューションやサービスをお客様に提供します。まずは通信、金融サービス、行政、製造、ヘルスケア、ライフサイエンス分野を中心に、お客様のデジタルトランスフォーメーションプログラムの推進を支援する予定です。また、従業員エンゲージメント、カスタマーサービスおよびオペレーション、ITオペレーション向けの人工知能(AI)、セキュリティやリスク対応といった分野のワークフローにおいて、イノベーション創出を推進します。将来的には、その他の業界向けのソリューションも開発していく予定です。

アクセンチュアは、約8,500人のServiceNowに精通した専門家を有しています。本ビジネスグループは、さまざまな業界において、変革に資するワークフローやプラットフォームの開発、マーケティング、営業、事業開発に精通した両社の専門家を集結させた組織であり、業界や分野に特化した先進的なソリューションの開発を通じ、具体的な成果をお客様にもたらします。

例えば、アクセンチュアとServiceNowの顧客であり、51,000人以上の従業員を擁する大手製薬会社のベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim)は、ServiceNowのテクノロジーとアクセンチュアのサービスを利用して、世界中の従業員と顧客に対し、一般消費者向けのサービス品質と同等の首尾一貫した体験を提供しています。

ベーリンガーインゲルハイムのITエンタープライズ・データ・サービス担当コーポレート・バイスプレジデントであるアンドレアス・ヘンリッチ(Andreas Henrich)氏は次のように述べています。「アクセンチュアとServiceNowの連携により、当社はイノベーションの力を戦略的に高めることができました。世界中の従業員体験を最適化することで、ビジネス全体における業務プロセスのさらなる迅速化と効率化を図ることが可能になり、これにより、最終的には患者さんへのさらなる貢献も可能になります。また、これまで個別に管理・運用してきた各業務システムを全面的に簡素化したことで、今後の成長に向けた変革をさらに推進できるようになりました」

アクセンチュアとServiceNowは、政府機関への支援も共同で行っています。2020年初め、アクセンチュア連邦サービス(Accenture Federal Services、以下AFS)が、米国の退役軍人省におけるエンタープライズサービス管理とIT機能のモダナイゼーションを支援する9,600万米ドルの契約を受注し、ServiceNowを使用してデジタルトランスフォーメーションを全面的に推進することを発表しました。AFSは退役軍人省と協力しながら、Now Platformを使用し、手作業であったワークフローの自動化やAI、機械学習の活用を推進することで、省の職員が退役軍人に貢献するためのより複雑な業務に対応できる環境の構築を支援しています。

退役軍人省のIT局サービス管理事務担当ディレクターであるグレッグ・ランキン(Greg Rankin)氏は次のように述べています。「現在、当省は経営観点でITの活用を推進しています。たとえば、ITシステムにおいてどのコンフィギュレーション項目がどのビジネスサービスを支えているかを確認する手間を省くために、ServiceNowの強力なディスカバリーエンジンとAFSの専門知識を活用してトップダウンのビジネスサービスマップを作成しています。提供するサービスの健全性や可用性、コストをリアルタイムで可視化することは、退役軍人にサービスを提供することと同じくらい重要な業務であり、今ではそれが可能になりました」

アクセンチュアは、ServiceNowの顧客として、自社内でServiceNowを採用しており、従業員エンゲージメント、請求書処理、資産管理、ITオペレーション向けのAI、世界共通のサービスデスクなどにServiceNowのワークフローを利用することで、大規模かつ戦略的な顧客志向のイノベーション推進が可能になりました。最近では、アクセンチュアが擁する50万人以上の全従業員がNow Mobileアプリを利用できるようになりました。

ServiceNowのグローバルエリートパートナーであるアクセンチュアは、ServiceNowのグローバル市場開拓における最大のパートナーの1社であり、2020年には「グローバル・パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループの詳細については、以下をご覧ください。
https://www.accenture.com/us-en/services/alliances/servicenow?src=SOMS (英語)
https://www.servicenow.co.jp/partners/accenture.html (英語)

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは50万6,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。

ServiceNowについて
ServiceNow(NYSE:NOW)は、人にしか出来ない、付加価値の高い新しい仕事を創造します。当社のクラウド型プラットフォームとソリューションは、従業員と企業双方に優れたエクスペリエンスを生み出し、生産性を高めるデジタルワークフローを提供します。詳細は https://www.servicenow.co.jp/ をご確認ください。
ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他の ServiceNowマークは米国および/またはその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名と製品名は、関連する各会社の商標である可能性があります。

将来の見通しに関する記述について
本リリースには、アクセンチュア サービスナウ ビジネスグループの設立に関する期待、信念、計画、意図に関する「将来の見通しに関する記述」が含まれています。このような将来の見通しに関する記述には、当社の新しいビジネスグループの期待されるパフォーマンスと利益に関する記述が含まれます。将来の見通しに関する記述は、既知または未知のリスクや不確実性に左右され、実際の結果が将来の見通しに関する記述によって予想または暗示されたものと大きく異なる可能性がある不正確な仮定に基づいています。このようなリスクや不確実性が顕在化した場合、または前提条件のいずれかが不正確であることが判明した場合、当社の業績は、将来の見通しに関する記述によって明示的または黙示的に示された業績とは大きく異なる可能性があります。当社は、将来の見通しに関する記述を更新する義務を負うものではなく、かつ、これらを意図していません。実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性がある要因には、以下のようなものがあります。(i) 戦略を実行する上での遅延や、予期せぬ困難や費用、(ii) 売上が多額の投資に見合う価値があるかどうかに関する不確実性、(iii) 当社がソリューションやサービスを提供している、または提供しようとしているさまざまな業界や領域における規制環境の変化。当社の財務、およびその他の業績に影響を及ぼす可能性のある要因についての詳細は、当社が証券取引委員会に随時提出している書類に記載されています。