Manai Enterprise/DXの第一線で活躍するプロたちが2カ月無料で中高生向けデータサイエンス講座

Manai Enterprise IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

〜高校生のなりたい職業2位。必修化を待たず学びを提供し、将来のIT人材不足に貢献したい〜

 多国籍の高校生たちが自身のサイエンスプロジェクトに打ち込む新しいスタイルの学びを提供する研究機関「Manai(マナイ)」は2021年1月31日より、中学3年生から高校2年生までを対象にした無料講座「データサイエンス講座」を開始いたします。

 経済産業省の調べによると、 IT人材は2020年には36.9万人、2030年には78.9万人不足するとされています。政府もプログラミング教育に力を入れ始め、2020年から小学校の必修科目となり、公立の中学校では2021年から、高校では2020年から授業がスタートしますが、現在一部の私立校などを除き、取り入れている学校はまだ少ないのが現状です。加えて、LINEリサーチによると、男子高校生のなりたい職業トップ10の2位に「システムエンジニア・プログラマー」がランクイン。まだ授業がスタートしていないにも関わらず、IT関連の仕事に対する強い関心やあこがれを持っていることが伺えます。
 
 そこで、マナイはデータサイエンスに興味がある学生たちに、学校での授業を待たず、今すぐ学びに没頭して欲しいと考えました。国際的なネットワークを有するデジタルコンサルタンシ―「デロイト デジタル」と協力し、同社のデジタルトランスフォーメーション支援を担当する現役データサイエンティストたちから、直接2カ月間多面的に学んでもらう実践的な講座を開催いたします。目標は「社会問題に実装すること」。講座で得た学びから、AIが一般的な技術になっているであろう自分たちの未来についても、考える機会を提供します。

 マナイの代表・野村竜一は小学校の頃流行った小型の動力付き自動車模型「ミニ四駆」にのめり込みました。「とにかく自分のマシンを早く走らせたい」と改良を加え、人生初の徹夜も経験。図書館に通い、モーター、電池の電圧降下の仕組みや重心の概念などを調べるなど、さまざまな内容を学び「問題発見のための対照実験のプロセスも自然と身についた」と言います。このことから「人は没頭からしか学ばない」と感じ「子ども・学生たちには主体的に学んで欲しい。その環境を作るのは大人の役割」と考えています。

 高校生向けデータサイエンス講座はいくつかありますが、高額で「親に頼みにくい」という声も聞かれます。マナイは支援者などのサポートにより無料とすることで、講座参加への間口を広げました。学生たちへ学びにのめり込んでもらう機会を作ることで、新たな武器を与え、自分たちの未来についても考えるというお手伝いをしたい。そしてこのことが将来のIT人材不足解消に微力ながら貢献できるのでは、とも考えております。

 大変お忙しいとは存じますが、この件につきましてご取材頂き、報道のお力でより多くの皆さまへ届けるきっかけとして頂けましたら幸いです。

*データサイエンス講座2ヶ月プログラムサイト
https://manai.me/ja/program_202101/