MISSION ROMANTIC/本に手と手が重なるように…出会いを叶えるオンライン書店「Chapters(チャプターズ)」のβ版サービス12月1日より開始。

MISSION ROMANTIC IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

購入した1冊の本をきっかけに人と繋がれる、直感・感性先行型の読書体験。

理屈なきロマンチックな出会い方をデザインする、株式会社MISSION ROMANTIC(代表取締役:森本萌乃 所在地:東京都渋谷区)は、本の購入履歴をベースに人が出会えるオンライン書店「Chapters(チャプターズ)」のβ版サービスを、2020年12月1日より提供開始致します。

 

■本から始まる出会いが、毎月訪れる。オンライン書店「Chapters」とは?

 

Chaptersは、毎月、季節性やトレンドを踏まえて設定される独自の選書テーマの元、現役書店員がセレクトした文庫本4冊のみを月替りで取り扱うオンライン書店です。
毎月紹介される4冊の中から1冊を選び読書をすると、同じ時期に同じ本を読んだ者同士が繋がって本の感想を共有できるビデオチャット(=アペロ)に参加することができます。一人で完結する読書の楽しさはそのままに、誰かと楽しむという新たな選択肢を、Chaptersはお客様へご提供します。

 

選書は、東京・丸ノ内KITTE内にある書店「マルノウチリーディングスタイル」で働く現役書店員と共同で行います。本の好みは千差万別ですが、お客様の大切な時間、読み終えた後に残念な気持ちにならぬよう、現役書店員が選書した数十冊を、更にChapters運営チームがお客様を代表して”味見”をし、最終的に毎月4冊に絞られます。
今後は不定期でゲストを迎えた選書も計画しております。

Chapters bookstore http://chapters.jp ※スマホ推奨

【Chapters選書時の判断基準】

  1. フィクション・ノンフィクション問わず文庫作品であること
  2. エンタメ作品としての読みやすさ(目安:冒頭100ページの間に作品に入り込めるか)
  3. 誰かと感想を話したくなる読後感
  4. 教養としての読む価値
  5. (ごく稀に)上記に当てはまらずとも、選書者のうち誰か1人の強烈な推薦本

Chaptersは毎月定額のサブスクリプション制を導入しており、文庫本1冊・送料・アペロの参加申し込みの権利1回分(※1)が月額金額内に含まれます。Chaptersのサービス内では、本を選び購入するChapter1、アペロに参加するChapter2、出会った人と連絡先を交換するChapter3、それぞれのステップをChapter1~3で呼びます。書店として物語を販売するだけでなく、毎月ご利用して下さるお客さまご自身の物語のチャプター(=章)が進むようにとサービス名に願いを込めました。

※1:アペロは、お客様が購入された本・アペロ参加希望者の日程によって、稀にご案内できない場合がござ
います。

■出版・書店業界に、ECとマッチングの考え方を掛け合わせ新しい市場創出へ
全国では書店閉店が相次ぎ、読書人口も減り続けると言われている昨今、私たちは読書と別のサービスの掛け合わせによって、出版・書店業界の新しい価値創出に活路を見出しています。
現在本のECでは、速さ・便利さ・品揃え・価格が競争力を持ちますが、私たちは購入履歴に紐づいた人とのマッチ機能を搭載することで、偶然性・感性・予感といった定性的な価値を本のEC販売に持ち込みます。
また書店起点の人とのマッチという形をとることで、副次的にマッチングサービスの側面からも独自性を見出しています。現在マッチングサービス市場では、合理性と成約率(利害関係の一致・連絡先交換・新しい友人・デート・成婚・恋人など、コンバージョンポイントはサービスによる)が追求されますが、Chaptersでは、出会いそのものに喜びを感じるような理想的な「出会い方」の体験追求をしていきます。

本棚で手と手が偶然重なる出会い…Chaptersが目指す象徴的な出会い方の他にも、レストランで偶然隣り合わせに座って会話がスタートしたり、好きなバンドのコンサートの帰り道に友達ができたり、オフライン上での日常の出会いは、いつも予期せぬタイミングに始まります。オンライン起点の出会いがスタンダードになりつつある今の時代だからこそ、出会える人やものと同じくらい「出会い方」にもこだわりたいという思いで生まれた書店です。

平成30年度に文化庁によって実施された「国語に関する世論調査」(全国16歳以上男女約2,000人が回答)によると、1ヶ月に1冊も読まないと回答した人は約47.3%にのぼります。一方で、2020年10月27日に発表された、全国17~19歳の男女計1,000人を対象とした調査(日本財団実施)によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などで、全体の24.9%が読書量が増えたと回答しました。この結果は、単純にお家時間が増えたことで読書時間が増えたという視点に加え、移り変わる新しい生活様式の中で、読書が求められているという前向きな見方も出来ると捉えました。
テクノロジーがもたらす革新は、便利さと快適さに止まらず本質的な生活の豊かさであるはずです。コロナ禍でのスタートをChaptersではあえて好機と捉え、読書の楽しさを新たに紹介する一助を担えたらと考えています。

■ビデオチャット「アペロ」で気軽に本の感想をシェア。買う、から始まる感性のマッチ

​Chaptersは、オンライン書店としての一面だけでなく、毎月同じ本を読んだ者同士が感想をシェアできるビデオチャット「アペロ」を通じた、感性先行型の人同士のマッチをご用意しております。

アペロとは、フランス語の「アペリティフ(=食前酒)」が元となる単語で、ディナーの前にさくっと軽めのドリンクや食事を楽しむことを意味します。フランスでは日本と比べてディナーの始まりが遅く設定されており、フランスの食文化と共に親しまれてきた考え方です。ランチでもディナーでもない夕暮れの時間帯、各々が食べたいものや飲みたいものを気軽に楽しむこの文化は、初対面の出会いの緊張感を和らげるのに効果的であるとChaptersは考え、ビデオチャットをアペロと総称しました。

Chaptersのアペロは毎週土曜・日曜・月曜の17:00~、17:30~の2回制で、人数は2~3名、選んだ本を元に運営が自動でマッチを行います。さらに、会話のお題はChapters運営チームがご用意、毎回20分間の制限時間を設け、冒頭10分はお互いの顔が見れない音声のみのコミュニケーションを採用、感性でのマッチを重視しています。
毎月4冊の中から1冊、自分の直感を信じて選んだ本を読んだ先には、出会いのチャンスがあります。「本を買う」という日常のさりげない行為の延長線上に存在する出会いは、未来の友達や恋人候補になるかもしれません。
【ビジネス特許出願中:特願2020-194059号】
【インターネット異性紹介事業届出済:20-073059】

■Chapters bookstore サービス詳細

Chapters bookstoreは、お客様ご自身のチャプター(=物語の章)が進むようにお楽しみ頂ける月額制の書店です。毎月Chapter1から3を繰り返しお楽しみいただけます。

ウェブサイト

金額(全て税別、β版特別価格は2021年2月末まで)

  • 【1ヵ月プラン】通常 ¥1,640/月 → β版限定プライス ¥1,490/月 
  • 【3ヵ月プラン】通常¥4,480/3ヵ月 一括引き落とし →  β版限定プライス  ¥4.330/3ヵ月

金額に含まれるもの

  • 文庫本1冊
  • 送料
  • 毎月のアペロ参加申し込みの権利(1回分)
  • Chapters bookstoreサービス利用料

※価格は全て税別です。β版終了後、2021年3月より現在表示している通常価格は変更の可能性がございます。
※18歳未満のお客様はご利用になれません。
※当面月額サブスクリプションサービスのみでのご提供となります。ご注意ください。
※お客様のご事情による返品・交換は受け付けておりません。ご了承ください。
サービスメンテナンスのため、当面毎週金曜日は販売を一時停止します(10:00~19:00を目安)。ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

■「あえて隠す」から出会いが楽しい、Chaptersの2つの隠し味
Chaptersでは、本と人、人と人、どちらの出会いもより楽しめるよう2つの要素をあえて隠します。

・顔とスペックは「あえて隠す」。プロフィールは最小限に。

Chaptersは、本の購入後プロフィールの入力がございます。お客様の基本情報と合わせて伺うのは、「読書頻度」や「お気に入りの読書時間」について。オンライン起点の出会いに慣れている方にとっては少し戸惑うかもしれません。
相手の情報を事前に必要以上に知りすぎてしまうことは、時に出会いの期待値を勝手に操作してしまいます。あえて情報を削ぎ落とすことが対面時の隠し味になるというChapters独自の仮説の元、プロフィールは最小限、アペロの冒頭10分は顔を隠した状態で開始します。

・毎月4冊、本のタイトルや詳細は「あえて隠す」。注文した瞬間から始まる読書体験。

自分で選ぶ本はジャンルに偏りが出て新しい本との出会いがなかなか出来なかったり、膨大な品揃えの書店では逆に自分の読みたい本が分からなくなってしまったりした経験、ありませんか。
Chaptersでは直感や感性を大切にしたいという思いから、本のタイトルや著者の詳細は明かさずに販売します。毎月ゲストクリエーターを迎え、お客様はChapters独自のクリエーティブと推薦理由のみを手がかりに本を選びます。本を選び注文した瞬間から、どんな本が届くかあれこれ頭の片隅で考える時間もまた、読書を長く楽しむ時間の一部になれば嬉しいです。

【2020年11月&12月の選書テーマ「本で笑う」について】

コロナ疲れ、SNS疲れ、リモート疲れ。体だけでなく心の疲れも多く見られた2020年の締めくく りは少し力を抜いて一休み。活字でどこまで笑えるか…くだらないテーマに一生懸命挑んだ末の4冊です。初回のゲストクリエイターには、恋人を被写体に日常を映し出した写真・動画が人気のカツヲさんを起用。今回の選書作品4冊に実際に触れて感じた、それぞれの本の持つ笑いのニュアンスの違いを表現していただきました。
自粛ムードが再び強まる師走の日本で、読書に耽る年末はいかがでしょう。
 

ゲストクリエイター:かつをさん
福岡在住の現役大学生カメラマン兼youtuber。恋人であるしおさんを被写体に撮影する写真の数々は、二人の関係性ならではの自然体な姿の切り取りと、その場に漂う空気ごと切り取る温かい写真のスタイルにファン多数。二人の何気ない日常を動画にした「ふたりclip」はチャンネル登録者数12万人を超える。
twitter:https://twitter.com/katchan_fuk
instagram:https://www.instagram.com/katsuwo.photo/
youtube:https://www.youtube.com/channel/UC0qQmKEox2C4fT_o1kedZLw

今後の選書テーマとゲストクリエーターの予定

  • 2020年1月の選書テーマ:「大逆転」/ ゲストクリエイター 世戸ヒロアキさん
  • 2020年2月の選書テーマ:「はじめて」/ ゲストクリエイター Coming Soon!

心を込めて準備中です、お楽しみに!

■今後の展望 -読書好きも、これから読書を好きになりたい人も。用途別に使える書店を目指して。-
Chaptersでは今後も多くの方に楽しんで頂ける書店を目指し、β版以降もさまざまな用途に応じた以下のサービス開発を進めて参ります。ご期待ください。

  • 本のレコメンド機能:毎月読んだ本の評価を入力することで、あなたの好きな本・嫌いな本の傾向を学習。フィードバックが近しいお客様がオススメしている本をご紹介。(開発中)
  • 感性のマッチ度がより高い方とのアペロ:サービスを利用し続けると、何ヶ月も同じ本を読み続けた感性のマッチ度が高い人との出会いがあります。ひと月では4分の1の出会いの確率が、例えば5ヵ月続くと1,000分の1の確率に。(開発中、2021年春機能追加予定)
  • 電子書籍の導入:Chaptersでは電子書籍の導入ならびに電子書籍全般の販売履歴蓄積を検討中です。電子書籍を導入することで在庫不足を解決し、環境との共存およびサスティナブルな社会実現にも取り組んでいきます。(検討段階、パートナー企業様募集中)

■Chapters β版ローンチを迎えて(株式会社MISSION ROMANTIC代表 森本萌乃)
本棚で手と手が重なるような偶然の出会い…映画「耳をすませば」に憧れて創業した会社・MISSION ROMANTICは、前身のサービス・MISSION ROMANTIC bookの運営を経て、2020年12月よりChaptersをオープンします。

読みたい本や好きなタイプ、自分の好みを言語化するのって実はとても難しいことだと感じます。Chaptersでは、お買い物という日常の何気ない行為の延長線上に、ものや人との偶然の出会いの予感を取り入れることで、お客様が感覚的に利用できるサービスを目指しました。目指すのは、映画のワンシーンのような日常の瞬間を、お客さま一人一人の生活の中に作り出すことです。

2020年、一人一人の生活様式や価値観を揺るがす1年となり、いま地球全体が大きな転換期を迎えています。そんな混沌に紛れて、我々チームはこの1年間、テクノロジーと手触り感のちょうどいいところを試行錯誤し続けてきました。書店なのかマッチングなのかはおろか、もはやいま、出来上がったものをなんと呼べば良いのか分かりません、笑。あとは受け手の皆様に委ねるとして、これが今私たちの出せる一つの答えです。

β版は産声をあげたばかり。始まったばかりの頼りないサービスを、お客様一人一人と一緒により良く育てていきたいと思っております。運営代表ではありますが、私自身が何より求めていたサービスです。皆さまと一緒に読書を楽しめること、何より嬉しく感じております。

これからどうぞよろしくお願い致します。

■スペシャルサンクス
サービス開発総指揮 合同会社TOLICO
デザイン Hitomi Sakano
選書 リーディングスタイル株式会社
コピーライティング Tomou Tabata
広報 脇田 七海
SNS・アニメーション むかい奏
PR 株式会社Boxout
アドバイザー 株式会社読書人 / 株式会社EDGEof 

■株式会社MISSION ROMANTICとは

映画「耳をすませば」に影響を受け、本棚で手と手が重なる瞬間を現実に生み出すことを目的に 2019年2月27日創業。効率化・合理化が加速する現代社会において、偶然・運命・フィーリングを信じ、出会えるもの・人と同様に「出会い方」にもこだわるプロジェクトを手がけることをミッションに、前身のサービスMISSION ROMANTIC bookを経てChapters bookstoreを2020年秋より始動。
twitter:https://twitter.com/MissionRomantic
instagram:https://www.instagram.com/mission_romantic/

■代表・森本萌乃
1990年東京生まれ、株式会社MISSION ROMANTIC代表/書店主。
2013年に新卒で株式会社電通に入社、4年間プランナーとして従事した後My Little BoxとFABRIC TOKYOへ二度の転職を経験、企業在籍中にパラレルキャリアにて自身の会社を創業。Chaptersのプロトタイプ「MISSION ROMANTIC book」を1年間全てアナログで運用、2020年12月1日Chapters β版ローンチ。朝日デジタルwithnewsにて「30歳独身、無職。本屋さんになる」連載中。趣味は旅先での読書。