ネットスマイル/ネットスマイルのAI-OCRを導入し、ネスレ日本が50%のコスト削減を実現

ネットスマイル IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

マニュアルでのFAX受注業務において、多種多様な発注書入力を効率化

ネットスマイル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:齊藤福光)は、大量の書類を読み取りデータ化するAI-OCRサービス「AIスキャンロボ®」を提供しています。この度、当サービスを導入した一社であるネスレ日本株式会社において、業務の効率化が推進され、50%のコスト削減を実現したことをお知らせします。

■AIスキャンロボ®導入の背景
ネスレ日本では、FAXによる発注書を基幹システムに入力する方法の改善が課題でした。2019年3月にFAXの発注書を読み取り、発注データを基幹システムに連携するネスレ標準のツールを導入しましたが、日本語の読み取り精度が十分でないことや日本の商習慣に対応できないという課題がありました。

FAXの発注書をデータ化するには、手動での注文処理のプロセスに多大な時間コストがかかる、手動操作の間違いによるリスクが高い、顧客から送られてくる注文書のフォーマットがバラバラ、注文書へのコードの記載漏れが発生している等、多くの課題がありました。その後、多くのAI-OCRツールを比較検討した結果、ネットスマイルのAI-OCRサービス「AIスキャンロボ®」の導入に至りました。
 
■50%のコスト削減効果
・改善前(手入力):250時間/月
1件当たりの処理時間は約5分。(月間3,000枚✕ 5分)/ 60 = 250時間/月

・改善後(AIスキャンロボ導入後):125時間/月
1件あたり約2.5分に短縮。(月間3,000枚✕ 2.5分)/ 60 = 125時間/月

・注文処理に関わる時間を半減(月間250時間-125時間)
(※2019年11月に導入。2020年10月末時点での1年前と比較した削減効果)

■導入事例インタビュー
ネスレ日本の「AIスキャンロボ®」の導入事例インタビューを公開しています。
 

*導入事例インタビューの全容 https://aiocr.ai/voice/ai.shtml

ネットスマイルの「AIスキャンロボ®」は、AIを活用した文字認識(OCR)技術のサービスです。一般的なAI-OCRでは、表の明細行の1行に1データがある書類は読み込むことができますが、多段組など複雑な形式の明細行の読み取りには対応できていませんでした。「AIスキャンロボ®」は、複雑な形式の明細行のある書類が読み込める機能(特許出願中)を搭載しており、管理部門で使用する複雑で多種類の帳票のデータ化を可能にしています。

 
■ネットスマイルについて
社  名    ネットスマイル株式会社
所 在 地    〒113-0034 東京都文京区湯島4丁目1-11
代 表 者    代表取締役 齊藤 福光
設  立    2013年10月25日
資 本 金  1億1,500万円
URL   https://aiocr.ai/
事業内容  ネットスマイルは、「人間のように思考する人工知能を創る」というミッションを掲げ、いつも身近にいて励まし、困ったときは助けながら人を成長させるために汗をかいてくれる一緒にいて心地よいAIエージェントを創ることを目指し、AI(人工知能)を用いた様々なRPAソリューションを提供しています。
*人工知能・機械学習シミュレーション・プログラムの開発・サポート
*主に、RPA、業務自動化、自然言語処理、チャットボット、投資向けAI
*コンピュータ・シミュレーション・プログラムの開発・サポート
*数理科学・技術計算・データ解析プログラムの開発・サポート