PIDPID／開発中の多言語の災害対応コミュニケーションツール「ソナエポケット(仮)」につき、「ちょっと先のおもしろい未来-Change Tomorrow-」（東京ポートシティ竹芝）にて展示・体験会を実施。

「ちょっと先のおもしろい未来」にて

■「ソナエポケット(仮)」とは

多言語の災害対応コミュニケーションツール「ソナエポケット(仮)」は、普段の生活の中でITを活用して防災の知識を蓄積しながら、災害時には命を守る行動が取れる防災DX情報サービスです。スマートフォンでQRコードを読み取ると画面が開き、誰でも簡単に必要な情報を取得することができます。

災害内容（地震・水害）、状況（災害前・災害発生直後・避難行動）、居場所（屋内・屋外・地下）を選択することで、とるべき行動を簡単に把握できる仕組みとなっています。救急車や警察を呼ぶ際は、チャットボットの質問に答えていくことで、必要な情報を簡単に伝えることができます。

「ソナエポケット(仮)」は、安全を守るコンテンツを持つコラボレーションパートナーと、誰でも使えるコミュニケーションの技術を持つPIDが協力し、デジタルで安全な街を実現する防災コンテンツを作るべく開発が進められています。
「小学生でも簡単に適切な行動ができる」ことを目標に、イラストや操作画面のわかりやすさを重視して作られています。また、ホテルや商業施設など人が多く集まる場所での活用を想定し、外国人でも簡単に使えるよう、SMSとチャットには16言語の自動翻訳機能がついています。

今回は開発中の「ソナエポケット(仮)」の実用性を検証すべく、7月3,4日に開催されたイベント「ちょっと先のおもしろい未来-Change Tomorrow-」にて、来場者に向けた展示・体験会を行いました。

■「ソナエポケット(仮)」の体験会を通じたサービス検証について

今回のイベントでは、来場者にサービスのデモを体験していただき、実用化に向けた検証を行いました。
スマートフォン・タブレット端末で専用のQRコードを読み取り、実際に操作していただくことで、「万が一」が発生したときにすぐに適切な行動がわかるサービスとなっているか試していただきました。

さらに、「ソナエポケット(仮)」の操作動画をモニターで流すことで、災害への備えの重要性、適切な行動を示してくれる「ソナエポケット(仮)」の有用性を知っていただきました。

2日間の実証実験の結果、利用していただいた方々から操作が簡単でわかりやすいという評価を得ました。また小学生にも楽しんで操作をしていただくことができ、実用化に向けて新しい知見を得ることができました。
今後は今回のサービス検証の結果を踏まえて、製品化に向けて開発を続けてまいります。

■「ちょっと先のおもしろい未来-Change Tomorrow-」とは

竹芝地区では、東急不動産株式会社等が開発した「東京ポートシティ竹芝」（2020年9月開業）において、複数の事業者が連携してデジタル×コンテンツ産業の集積による国際ビジネス拠点の形成が目指されています。
7月3,4日に開催されたイベント「ちょっと先のおもしろい未来-Change Tomorrow」では、「東京ポートシティ竹芝」等を会場として、アニメ・ゲーム・音楽・教育・通信・放送など、コンテンツの枠組みを超えて、ちょっと先の世界観が発信されました。
「ちょっと先のおもしろい未来-Change Tomorrow-」公式サイト：https://change-tomorrow.tokyo/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社PID
お問い合わせフォーム：https://pid-corp.jp/contact
※リモートワークの実施に伴い、上記お問い合わせフォームからのご連絡を推奨しております。

【会社概要】
会社名：株式会社PID
所在地：東京都港区新橋3丁目16-12第一横山ビル2階
代表者：嶋田史郎
設立：2017年7月6日
URL：https://pid-corp.jp/

【事業・サービス内容】
1. Dicon (Diversity Concierge)：不動産向け多言語コミュニケーション支援ソリューション
2. Property Concierge：「施設」と「人」をつなぐ多言語チャットボット
3. Opecon (Operation Concierge)：不動産業務の自動化を支援するRPA
4. Energy Concierge：商業ビル・工場などの事業所エネルギー見える化SaaS