ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

ラクスル IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

〜共同開発により業務の標準化とコスト削減を実現し、物流事業のDX推進をサポート

 ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝)と株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:東明彦、本社:東京都大田区、以下「NTTロジスコ」)は、ラクスルの運営する物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」において、2020年より輸配送業務のデジタル化に共同で取り組み、物流事業のDX推進を目指しています。この度、輸配送業務全体の最適化を実現するための「輸配送計画自動化システム」を共同開発しました。実証実験下で輸配送計画業務を自動化し、輸配送計画に関わる事務作業の所要時間を75%削減、車両削減および輸送方法見直しによる輸配送コストを25%削減する成果を出すことができたため、取り組み内容についてお知らせします。

ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

 

  • 開発の背景

物流業界では従来からのアナログな業務体質により、「業務の標準化・自動化」が課題となっています。特に配車業務においては属人的な側面が強く、デジタル化を通じて業務の標準化、効率化が課題となっています。NTTロジスコは、DX推進による物流サービス強化の一環として、2020年よりハコベルの配車管理システム「ハコベルコネクト」を全国24の物流拠点のうち中核3拠点で導入し、配車依頼から納品までの情報をWEB上で一元管理することで、配車業務の効率化に取り組んできました。

この実績を踏まえ、両社は更なる物流事業のDX推進を目的として、「輸配送計画自動化システム」の共同開発に取り組んでいます。今回デジタル化に取り組んだ輸配送計画業務は、複数の制約条件がある荷物の出荷データを元に、配車担当者が各人の経験値に依存してチャーター、宅配、路線等のあらゆる輸配送手段に振り分けていく、専門性が高い業務です。この業務をシステムに置き換えることで、輸配送業務全体の標準化・最適化の実現を目指します。

2021年1月に実施した実証実験では、輸配送計画に関わる事務作業の所要時間及び輸配送コストを検証した結果、良好な結果を得ることができました。NTTロジスコにおいて長年蓄積された配車業務の知見とハコベルの高度なテクノロジー、双方の強みを活用することで業務の標準化に加え、輸配送の効率化によるコスト削減を可能にしています。

ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

 

  • 「輸配送計画自動化システム」の概要

本システムにより出荷オーダーのデータから輸配送計画を自動的に生成し、輸配送計画の最適化が可能です。

【特徴】
・ 出荷オーダーのデータから輸配送計画を自動的に生成

・ 積付計算および経路計算により、宅配・路線・チャーターの効率的な使い分けが可能

・ 荷物特性による制約条件や運送会社との契約条件などをマスタに設定できるため、現場個別の
    条件に合った実行性の高い輸配送計画の策定が可能

・ 輸配送計画のノウハウをシステム化することで、実務担当者による配車手配の偏りをなくし、
    業務の標準化を実現
 

ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

 

  • 実証実験結果について

実際の出荷データから作成した実験データ・マスタを用いた「輸配送計画自動化システム」の実証実験おいて、配車担当者の輸配送計画に関わる事務作業の所要時間と輸配送コストの削減の観点で、非常に有効であるというデータを得ることができました。

・輸配送計画に関わる事務作業の所要時間:75%削減(40分から10分に短縮)

・輸配送コスト:25%削減
 

ラクスル/ハコベルとNTTロジスコが「輸配送計画自動化システム」の実証実験を実施

<実施期間>2021年1月25日〜2021年1月28日
<対象>2020年8月の出荷データ数日分を日次単位で検証

今後「輸配送計画自動化システム」は、ラクスルが提供する「ハコベルコネクト」を利用するお客様へ「ハコベルコネクト」のオプションサービスとしての提供を予定しております。
両社では、物流業界全体でのDX推進を目指し、今後は他社でも本システムを利用可能にしていくため、引き続き開発を行ってまいります。

■ハコベルについて
物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、個人や企業への配送を行うラストワンマイルから、都市間の輸送などを行う幹線輸送まで全国の物流を支えるサービスを展開しています。

軽貨物を対象とした「ハコベルカーゴ」では、ドライバーの非稼動時間を有効活用し、荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しています。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、サービス品質向上を実現しています。一般貨物を対象とした「ハコベルコネクト」は荷主と全国の運送会社を繋ぎ、WEBアプリケーション上で自社の車両、協力会社の車両を管理し、配車、請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えています。物流コストを削減させ、DXを推進する企業様の支援に取り組んでいます。

▼「ハコベルコネクト」導入事例Webページ(NTTロジスコ詳細)
https://note.com/hacobell/n/nb34a8e6cac37

【ラクスル株式会社について】
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷や物流、広告といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業に、インターネットを持ち込み産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在、印刷・集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」と、物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」、広告のプラットフォーム「ノバセル」のサービスを提供しております。

【NTTロジスコについて】
株式会社NTTロジスコは、NTTグループ唯一の3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)企業で、NTTグループを始めとし、「IT機器」「医療機器」「エンターテインメント」業界等のお客様の3PLを担っています。2019年に「私たちは、お客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」という新経営ビジョンを策定し、お客様の課題を解決するソリューション提供会社として、各業界に向けたソリューションの開発・提供を推進しています。
https://www.nttlogisco.com/