World Life Mapping/株式会社World Life Mapping、CYBERDYNE社からシードラウンド資金調達

World Life Mapping IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

メンタルヘルスケア×テクノロジーの研究開発

「孤独に悩む人をゼロにする」をビジョンに掲げAI等の技術を活用して人の精神状態をより良く保つためのサービスやシステムを開発する株式会社World Life Mapping(本社: 茨城県つくば市、代表取締役: 下田彬、以下「WLM社」)は、CYBERDYNE株式会社(本社: 茨城県つくば市、代表取締役社長: 山海嘉之、以下「サイバーダイン社」)を引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドの資金調達を完了しましたことをお知らせいたします。業務提携もあわせて実施し、精神状態の維持・改善を自動で行うシステム等の開発・展開を加速させます。

■新世代のメンタルヘルスケアシステムの研究開発
WLM社では、一人ひとりの精神状態の特徴を推定し、メンタルヘルスを維持・改善するために適したアドバイス等を自動で提示するシステムの開発や、悩みや本音を打ち明けられるような人間関係を樹立し、より人と人とがつながりあえるように支援するシステムの開発を行っています。これらのプロダクトを通じて、職場や学校が働く人や学生にとって心理的安全性の高い状態を保てるようにすることで、メンタルヘルスの安定や向上を図っていきます。また、メンタルヘルス悪化の原因となりうる考え方などが人格形成期である幼少期の出来事などに起因する場合があることから、子育て領域での研究も行っていきます。

■ 資金調達の目的
WLM社ではこの度の資金調達により、主たる事業である一人ひとりの精神状態の特徴を推定し、メンタルヘルスの維持・改善を自動で行うシステム、人と人とをつなげるシステムの研究開発及び製品化を進めていきます。WLM社はサイバーダイン社とともに脳科学や心理学、経済学、工学、医学など、異分野を融合複合させた新しい学術的知見を通して人びとのメンタルヘルスを支援するサービスやシステムの開発・展開を目指します。

■ サイバーダイン社 山海嘉之 代表取締役社長/CEOからのコメント

World Life Mapping社の下田代表は、「孤独に悩む人をゼロにする」をビジョンに掲げ人の精神状態をより良く保つためのシステムやサービスを開発・提供することを目指す学生起業家です。下田氏は粘り強く真摯な姿勢と心の問題に向き合う人間性をもっており、今後、メンタルヘルス分野でも活躍する人財になると期待しています。 World Life Mapping社の取り組みは、サイバーダイン社が描く「人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポート社会」を実現するための新領域「サイバニクス」分野(人・AIロボット・情報系の融合複合)の取り組みと合致しており、当該分野のチャレンジャーの育成や領域の拡充の観点からも意義あるものと判断し、当社として資金を含め各種支援を提供することに致しました。「孤独に悩む人をゼロにする」というチャレンジは、人と人とが触れ合うことが難しくなったコロナ禍を起点としたポスト・コロナ社会にとって、ますます重要なものになっていくことでしょう。

注) サイバニクス:脳・神経科学、行動科学、ロボット工学、IT、システム統合技術、生理学、心理学、哲学、倫理、法律、経営などからなる「人・ロボット・情報系の融合複合分野」を扱うことを目的として構築された新領域。ロボット産業、IT産業に続く「サイバニクス産業」の基盤技術として展開される。

■ World Life Mapping社のビジョン

「孤独に悩む人をゼロにする」をテーマに、人の脳のニューラルネットワークの構成にどのように影響を与えていくかという視点を持ち、脳科学や心理学、経済学、工学、医学といった領域の論文や先人の方々の知見、悩みを乗り越えた人の考え方などを基に、実用性に留意し、メンタルヘルスケアのシステム・サービスを開発していきます。人と人をよりよくつなげるとともに、適切なタイミングで個々人にあった支援策を提供することなどを通じて、心理的安全性を保ち、より多くの人がより多くの時間を笑って暮らせる世界を目指します。

■会社概要
会社名:株式会社World Life Mapping (株式会社ワールドライフマッピング)
代表者:下田 彬
共同設立者:ガニエ 智也
設立年:2019年7月
HP:https://www.worldlifemapping.com
所在地:茨城県つくば市

■ 本件に関するお問合せ先
info@worldlifemapping.com