ジェイック/「2021年に迫るGAFAの波に 日本企業が掲げるべき『3つの指針』」開催報告

ジェイック IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

株式会社デジタルホールディングス会長 鉢嶺登氏が登壇 170名以上が参加

企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、株式会社デジタルホールディングス(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 グループCEO:野内敦)の代表取締役会長 鉢嶺登氏を招いて、2021年1月27日(水)に「2021年に迫るGAFAの波に日本企業が掲げるべき『3つの指針』」を開催したことを報告します。

本セミナーは、経営者や役員を対象に行ったオンラインセミナーです。当日は、中小から大手企業まで、メーカーや商社、広告、食品、建築、教育関係など幅広い業界から、170名以上の方が参加しました。参加者アンケートでは、93.5%が「とても有意義だった」「有意義だった」と回答しています。(回答者117名)

 

開催背景
2020年は新型コロナウイルスの影響によって、社会が大きく変化しました。ビジネスの場においても影響は大きく、 2021 年になった今も続いています。そんな中、躍進を続けるのは言わずと知れた“GAFA”をはじめとする、インターネットやビッグデータを駆使する企業です。これらの企業は業界の垣根を越えてさまざまな分野へと進出しており、いつ自社がその直接的な影響を受けるかわからない社会へとなってきました。

しかし、具体的に「自社にどのような影響があるのか」については、経営者として知りたい情報でありながら、なかなか掴みにくい情報でもあります。そこで今回、日本全国の企業のデジタルシフトをリードする、株式会社デジタルホールディングス代表取締役会長(株式会社オプト創業者)の鉢嶺登氏をお招きし、「2021 年、GAFA はどのような形で私たち日本企業に影響を及ぼしてくるのか」といった観点でお話しいただくWeb講演会の開催に至りました。

当日の内容
当日は、広告、地図情報、TVや映画などを例にあげながら、GAFAに席巻されている現状やその威力についての話から始まり、デジタルシフトの未来や日本の打ち手に関するヒントについて話していただきました。

その中で鉢嶺氏は、「これからデジタル産業革命が起こり、データ戦争の時代に突入する。その時代に世界の国々よりも日本が優位に立つことができれば、国家繁栄も期待できる」と説明しました。「オンラインのデータはGAFAが圧倒的に強いが、これからはIoTであらゆるものにセンサーやチップが付き、オフラインデータも取得できるようになっていく。そうなると、“製造業に強い”という日本の強みが活かせるのではないか。また、デジタルシフトにより、これまでのビジネスモデルが立ち行かなくなるということが、あらゆる業界で押し寄せてくるだろう。知恵を振り絞り、自業界がデジタル化によりどう変わっていくか想像することが第一歩となる。また、従来のビジネスモデルの中で、業務プロセスだけをデジタル化していく“守りのDX”と、ビジネスモデル自体をデジタル化していく“攻めのDX”とでは、責任者の役割も、求められるスキルも違う。それぞれを分けた上で、適任者を任命することが重要だと考えている」と話しました。

これに対し参加者からは「デジタル化から逃れて新しいビジネスモデルを作ることはできないと再認識した」「日本はものづくりの国であり、今後のIoT活用がGAFAに打ち克つポイントとなり得ることに勇気が出た」「攻めのDXと守りのDXの違いが理解でき、役割に合わせた人選について考えさせられた」といった声が上がりました。

「デジタル化」「DX」取り組み状況は、検討中が最多
本講演会参加者に対するアンケートの結果、「デジタル化」「DX」取り組み状況として、「これからDXの導入を検討するところ」が37.8%と最多で、続いて「自社のマネジメントや組織運営においてDXを進めている(リモートワーク・Web会議をメインとする等)」が34.5%という結果でした。また、「会社で実践したいと思うアイデアが湧いた」の項目において、7割以上の方が「湧いた」の項目にチェックをつける結果となりました。
 

【調査概要】
対象   :本講演会の参加者
回答者数 :117名
期間   :2021年1月27日-1月28日

デジタル化が世界規模で進み、また新型コロナウイルスという、予期せぬ外的要因によって働き方等も一変する中、企業においては、変化を恐れず立ち向かうことのできる組織風土の醸成や、さらに変化をプラスに活かすことのできる発想力・実行力をもった人材の確保・育成が重要なポイントとなってきます。デジタル化においては、いわゆる「デジタルネイティブ世代」の育成・活用も有効であるといえるでしょう。当社はこれからも、採用や教育のご支援、または本セミナーのような各種の情報提供により、変化の中でも進化し続けられる強い組織作りをサポートしていきたいと考えています。

2021年に迫るGAFAの波に日本企業が掲げるべき『3つの指針』
日時 :1月27日(水)14:00~15:00
方法 :Zoomによる開催
参加費:無料
参加者:経営者、役員など174名
セミナー内容:1.GAFAの威力と対策   
         プラットフォーマーの時代、GAFAの威力、Amazonの強さ
       2.デジタルシフトの未来
         未来へのヒント、GAFAの先
       3.日本の打ち手
         日本の打ち手、デジタル化を成功に導く手順、デジタル人材の育成と若手の活用

■登壇者

会社概要
【株式会社ジェイック】
代表取締役:佐藤 剛志
設立   :1991年3月
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)
事業内容 :就職・採用支援事業、教育研修事業、大学支援サービス
URL   :https://www.jaic-g.com/

【株式会社デジタルホールディングス】
代表取締役会長:鉢嶺 登
設立     :1994年3月
本社所在地  :東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
事業内容   :ヒト・モノ・カネ・情報というすべての経営資源を提供するデジタルシフト事業
URL     :https://digital-holdings.co.jp/

【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック  担当:田中
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600  FAX 03-5282-7607