STANDARD/STANDARD、FPGA評価ボード販売の技術商社、プロトタイピング・ジャパン株式会社との業務提携を開始

STANDARD IT導入補助金に関するリリース

450社以上のデジタル変革を支援している株式会社STANDARD(本社: 東京都千代田区、代表取締役CEO: 石井大智、以下 当社)は、PGA(※1)を搭載したシステム評価ボードの輸入販売を行うプロトタイピング・ジャパン株式会社(本社: 神奈川県川崎市、代表取締役: 井上卓也、以下プロトタイピング・ジャパン)を販売パートナーとして迎えました。
これにより、プロトタイピング・ジャパンより当社の法人向けDX関連技術教育コンテンツ「DXリテラシー講座」の提供が開始されます。
今回の提携によりエレクトロニクス産業の設計製造部門や、これからの国内エレクトロニクス産業を支える理学工学系の教育機関で、より一層のスピーディで多様なデジタル革新が可能になることが見込まれます。
(※1) 通信機器やデータセンター、および産業機器から家電にまで広く搭載される集積回路の一種。

■DXリテラシー講座について
当社が提供する、法人向けDX関連技術教育コンテンツ「DXリテラシー講座」 は、企業でDX推進を行う上で必要となる知識をオンラインにて1日で習得でき、新規事業や業務改善のアイデアを集める事ができる講座で、以下のような特長があります。

  • これまでデジタル技術とは縁遠かった方でも基礎的な技術知識が身につきます。
  • DX推進をする上での社内連携のポイントなど、より実践的な知識を習得できます。
  • DX推進のよくある失敗例を学ぶことにより、DX推進の成功確率が高まります。

当社は2017年の設立以降、450社以上へAI関連人材育成のオンライン学習プログラムをはじめとしたデジタル変革推進サービスを提供してまいりました。

2019年4月に発表された調査では2030年には国内で必要とされる先端IT人材が約55万人不足することが予測されています(※2)。

ただしこの調査で不足するとされている人材は、必ずしも学術的・技術的に高度なAIエンジニアをさすものではなく、既存エンジニアやビジネス人材へのDXリテラシー教育で解決できる課題も少なくないと当社は考えています。この度のプロトタイピング・ジャパンとの業務提携により、これまで広くアプローチができていなかった公的機関にアプローチをし、より広範なDXリテラシー教育や教材を提供することで、DX推進の一層の加速化を目指します。
(※2) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

■株式会社STANDARD
STANDARDは「ヒト起点のデジタル変革をSTANDARDにする」ことをミッションとし、企業のデジタル変革を人材育成や開発支援、コンサルティングを通じ支援しています。これまでに450社以上の人材を育成し、エンジニア・マネージャーやビジネスパーソンまでを含めたAI人材育成を強みとしております。また、東大や早慶大を中心に800人の学生AIエンジニアが所属する「HAIT Lab」等のネットワークを活かし、産学連携プロジェクトも行なっています。
公式サイト:https://standard-dx.com/

■プロトタイピング・ジャパン株式会社
FPGAシステム評価ボードおよびその周辺部品をアメリカ、ドイツ、台湾、等々から輸入し国内のお客様に提供している技術商社です。会社設立の2003年以来、半導体技設計製造技術は数世代に渡ってすさまじい微細化が進んできましたが、その中にあっても継続的に国内エレクトロニクス企業や理工系教育機関に向けてシステムを納入してきました。これまでFPGAシステム評価ボードには、ASICプロトタイピング技術を実現する手段としてあるときには大規模FPGAを搭載するシステム評価ボードを、またあるときには高速で大容量な並列伝送を実現するFPGAシステム評価ボードが求められていました。また最近ではIoTエッジデバイスを構成する1モジュールとしての用途も求められています。なぜこのようなアプリケーションが求められているのかを単なるエレクトロニステクノロジーの変遷として捉えるだけでなく、より大局的な観点からアプローチしていくことがますます必要となってきています。
「DXリテラシー講座」から学ぶことで、お客様の課題解決に向けてFPGAという現代エレクトロニクスの最先端技術が活用できる場面を見つけ出すきっかけが提供できるのではないかと考えております。
コーポレートサイト: http://prototyping-japan.com/