ハッチ・ワーク/ハッチ・ワークとタイムズ24が業務提携 月極駐車場空き区画の有効活用を支援

ハッチ・ワーク IT導入補助金に関するリリースです。IT導入補助金とはITツールを導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

「at PARKING 月極パートナーシステム」と「タイムズのB」の自動連携により、駐車場シェアリングサービスを活用する月極駐車場管理会社の手間をゼロにする

月極駐車場のDX(※1)を推進する株式会社ハッチ・ワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長 増田 知平、以下ハッチ・ワーク)と、予約制駐車場「タイムズのB」を展開するタイムズ24株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 西川 光一、以下タイムズ24)は業務提携し、2021年2月4日から月極駐車場の空き区画を手間なく有効活用したい駐車場管理会社の支援を開始いたします。

ハッチ・ワークのクラウド月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」(https://www.at-parking.jp/business)と、タイムズ24が運営する予約制駐車場「タイムズのB」(https://btimes.jp/)が新たに自動連携することで、今後「at PARKING 月極パートナーシステム」を導入する月極駐車場の管理会社は、月極契約者がいない空き区画を一切の手間なく自動で「タイムズのB」へ貸出が可能となり、空き期間の収益化を図ることができます。

ハッチ・ワークは、「at PARKING 月極パートナーシステム」が保有するリアルタイムデータを活用することで、月極駐車場に新たな収益機会を増やします。既に複数企業とのデータ連携事例があり、今後は物流、自動車、エネルギー、超小型モビリティサービス、広告・通信などの企業と連係を拡大することで、月極駐車場のDXを推進していきます。
(※1)DX:Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)は、経済産業省の定義では「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」とされています。

  • 業務提携の背景

1.管理会社様における駐車場シェアリングサービス活用時の課題
近年、月極駐車場の空き期間の有効活用手段としてシェアリングサービスを導入する管理会社様が増える一方で、活用時においては課題があります。
駐車場シェアリングサービスを導入すると、【月極駐車場が空いた⇒シェアリング開始⇒月極駐車場の契約者が決まった⇒シェアリング停止】という一連の連絡が常時発生し、管理会社様の手違いによってはシェアリング利用者と月極駐車場契約者が重複するトラブルとなるため、管理会社様はシェアリングサービスの活用に細心の注意を払う必要があり、手間も増えてしまうことから、利用を断念したといった事例を多数耳にしました。これは結果的に、シェアリング利用可能な駐車場が増えないという問題であり、当社では管理会社様の負担軽減を課題にしました。

2.「at PARKING 月極パートナーシステム」のリアルタイムな「空き」「埋まり」データベース
ハッチ・ワークは独自の月極駐車場管理ノウハウとテクノロジーを融合し、月極駐車場の集客力向上と管理業務の最大95%自動化を同時に実現する、管理会社様向けクラウド月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」を開発・提供しています。本サービスを導入すると、年間5万件以上の集客実績のある月極駐車場検索ポータルサイト「at PARKING」や住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」に自動掲載され、新規募集を開始します。これにより、駐車場ユーザーはインターネットで希望の駐車場を検索しやすくなり、さらに希望の駐車場はオンライン上でそのまま申込、審査、契約手続き、決済まで最短30分で手続きが可能です。契約完了後には、各ポータルサイトによる募集は自動で終了となります。

これにより、アナログな募集看板での集客が一般的だった月極駐車場業界において、リアルタイムな「空き」「埋まり」データベースの構築を実現しています。

3.リアルタイムデータのAPI連携による解決策
ハッチ・ワークは「at PARKING 月極パートナーシステム」を導入する管理会社様(以下、導入企業様)がシェアリングサービスの活用を望む場合に、一切の負担なく収益向上が期待できるという課題解決を目的に、自動的に空き埋まりの指示を行う仕組みを開発して参りました。
この度の業務提携により、タイムズ24が運営する予約制駐車場「タイムズのB」は「at PARKING 月極パートナーシステム」のデータベースと自動連携することから、今後、導入企業様は「タイムズのB」の選択が可能となります。

 

 

4.事例紹介
「at PARKING 月極パートナーシステム」をご導入されている、JR東海グループの名古屋ステーション開発株式会社様が管理する一部の月極駐車場の空き区画は、2021年2月から「タイムズB」へ貸出が可能となります。これにより、同社様は一切の手間なく、空き期間の収益化を図ることができるようになります。
 

  • 「at PARKING 月極パートナーシステム」の実績

ハッチ・ワークは2010年に月極駐車場検索ポータルサイト「at PARKING」をリリース後、一貫して駐車場ユーザーと管理会社様の利便性向上を目指してきました。「at PARKING」は現在全国約35,000箇所(約52万台)以上の月極駐車場情報を掲載する国内最大級の月極駐車場情報掲載サイトとなり、年間お問い合わせ件数5万件以上、累計お問い合わせ件数26万件以上、月間サイト閲覧者数120万PV以上という実績があります。

一方、管理会社の集客支援、業務削減、収益向上を不動産テックで実現すべく、2018年に「at PARKING 月極パートナーシステム」のプロトタイプを開発、提供を開始。その後改良を重ね、2020年3月に正式リリースし、現在全国で導入が拡大しています。
 

  • お問い合わせ先と会社概要

◎報道関係者各位からのお問い合わせ先 広報窓口 :03-5772-3621(平日9:00~18:00)
◎お客様からのお問い合わせ先 担当 中尾(ナカオ):03-6706-4663(平日9:00~18:00)
URL:https://www.at-parking.jp/request

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▼株式会社ハッチ・ワーク(https://hatchwork.co.jp/
代 表 者    :代表取締役社長兼COO 増田 知平
設   立      :2000年6月
本社所在地:東京都港区南青山2-2-8 DFビル3F
資 本 金    :1億円
主要事業   :クラウド月極駐車場管理システムの開発、月極駐車場検索ポータルサイトの運営など